お洒落な雰囲気が漂うﾓﾝﾌﾞﾗﾝは､大航海時代に新航路発見したｳﾞｧｽｺ･ﾀﾞ･ｶﾞﾏをﾄﾘﾋﾞｭｰﾄするﾓﾃﾞﾙを発表した｡（http://www.001ban.net/?brand-102.html）画期的なｼﾘﾝﾀﾞｰ型のﾋｹﾞｾﾞﾝﾏｲを装備し､装飾性も豊かなｷｬﾘｯｼﾞが12時位置に姿を覗かせるﾄｩｰﾙﾋﾞﾖﾝである｡

しかし､そのﾊｲﾚﾍﾞﾙなﾄｩｰﾙﾋﾞﾖﾝも､このﾓﾃﾞﾙの場合は脇役になってしまうかもしれない｡時計の下側にはめ込まれた2つの球体こそがこの時計の主役である｡それらは､北半球と南半球を精密かつ立体的に描いた地球儀であり､（http://www.001ban.net/）その姿と､それぞれの外周にﾌﾟﾘﾝﾄされた回転するｽｹｰﾙでﾜｰﾙﾄﾞﾀｲﾑ表示を行う｡

ｴｸﾞｿﾞﾄｩｰﾙﾋﾞﾖﾝは､ｽｲｽ･ｳﾞｨﾙﾚに所在し､（http://www.001ban.net/?gallery-553-grid.html）ﾓﾝﾌﾞﾗﾝが統合したﾐﾈﾙﾊﾞの工房において発明された独自のﾄｩｰﾙﾋﾞﾖﾝである｡通常のﾄｩｰﾙﾋﾞﾖﾝは､脱進機のﾊﾟｰﾂを回転するｷｬﾘｯｼﾞに納めるのだが､この独自のﾄｩｰﾙﾋﾞﾖﾝは､巨大なﾃﾝﾌﾟがｷｬﾘｯｼﾞの上部に位置する特殊な構造を採用｡