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【お着物のちょっといい話part1】


こんにちは☆

今日は母の長年のお客様で、お着物を研究されてる方からちょっと良いお話を聞いたので

皆様にもお伝えできたらと思い、書かせて頂こうと思いました☆

【洋服は後ろ向き・着物は前向き】というお話です☆

 

皆様は洋服を買われる時にどんな事を考えられますか?

サイズ・色・デザイン等色々ありますが…

 

【流行】を考えられた事がありませんか?

 

私はこの【流行】が昔から嫌いなのですが;

一度は≪この洋服流行遅れだし…≫と考えられた事が皆様あるのではないでしょうか?

過去の物を否定して新しい衣装を着る。

 

これが【後ろ向き】という事なのだそうです。

 

一方お着物はというと。

平安時代初期までは下着ととして着ていた【単】が夏のお着物に。

公家装束の下着として着ていた【小袖】が表着として武家の夫人の正装に。

下着が表着になる→その物の価値を認め、≪格上げ≫されてきたという事。

過去の物を認めて下着ですらも表着として着る。

 

これが【前向き】という事なのだそうです。

 

私は今まで襦袢を見せて歩く=今でいう見せパン・見せブラという感覚でした。

でもその≪襦袢≫という概念を捨ててもう一枚の着物のように見せる。

それも過去の物を認めて格上げしているという事なのかなと。

そう思ったとき、襦袢の見方が変わりました。

未だに【相手を思って着る正装・前向きに考えたオリジナルな着方】の狭間で悩みを抱えていますが。

このお話を聞けてちょっと襦袢の見方が変わったので。

私にとってはとても良いお話をしていただけたなと思いました☆

 

皆様はいかがでしたか?

色々な見方や考え方って素晴らしいですね!☆

最後までお読み下さいまして誠にありがとうございました☆

2012年04月14日 13:00:02
テーマ: お着物ちょっといい話


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